音楽用ケーブルの端子は何種類あるの?

音楽をやっていく上で、機材などをつなぐケーブルの知識は必須です。

でも、、、結構多いですよね。

同じ機材でも違う種類のケーブルを何本も使わないといけなかったり、オスやメスに分かれていたり慣れるまで戸惑うことも多いです。

そういった人のために、ケーブルの種類と接続する機材の画像をまとめました。

種類はたくさんありますが、規格が同じであれば端子の形はほぼ一緒です。


電気信号を伝えるケーブル

まずは、電気信号で音データを伝える形式のケーブルです。

例えば、マイクのように声などの空気の振動をキャッチして、オーディオインターフェースなどの他の機器に伝えるためのケーブルですね。

ここで紹介するケーブルの規格は5種類ほどですが、音楽をするうえで99%以上のケーブルがこの規格です。

なのでこれを覚えておけばバッチリですね!

 ケーブル端子の名称 ケーブル側 機材側 用途 
RCA オーディオインターフェース

一般的な音響機器

標準フォン   ギターやベースなどの楽器

オーディオインターフェース

ステレオミニ  iphone

android

XLR(オス) オーディオインターフェース
XLR(メス) オーディオインターフェース

端子ごとの音質の違いは?

これだけ種類があると、それぞれ音質はどうなの!?って気になりますよね。

みなさん知ってる人も多いと思いますが、ごくノーマルな500円くらいのケーブルから、10,000円くらいもする銀の入った高価なケーブルに換えれば音は格段に良くなります。

でも、全く同じ質のケーブルだったら、RCAでも標準フォンでもXLRでも端子の違いによる音質の違いはありません。


じゃあ、なぜこんなにケーブル端子の種類があるの!?って思いますよね。

これは、電気信号の転送方法がいくつかあるので、その方法を使うために端子が複数あるのです。

一番有名なのは、XLR端子でつかう、バランス接続です。

基本的には、XLRのみがバランスで、それ以外がアンバランス接続になります。
(正確にはフォンでもバランスは可能ですが、ややこしいのでここでは割愛します)

バランスとアンバランス、、、!?

こう言われるとわかりにくいですが、バランス接続は、アンバランス接続に比べるとノイズがかなり少なくなります。(音質そのものは同じです)

ライブ会場などの劣悪な環境では非常に高価がありますが、家庭ではそこまで恩恵はありません。

でも、もし使えるならバランス接続のXLRを使っておけば問題ないということです。

若干のノイズ対策には有効です。

バランス接続

メリット

ノイズが少ない

ケーブルが抜けにくい

デメリット

コストがかかる

家庭ではメリットが発揮しにくい

アンバランス接続

メリット

コスパが良い

使える機種が多い

デメリット

ケーブルが抜けやすい

長い距離になればノイズが乗りやすい

その他覚えておいたほうが良いケーブル

 ケーブル端子の名称 ケーブル側 機材側
midi  
HDMI
USB_Type-A
USB_Type-B  
midiUSB_Type-B