ミックスで、歌とカラオケを合わせた時、歌が小さく感じる時の対策 | 歌ってみたを10倍良くする方法

ミックスで、歌とカラオケを合わせた時、歌が小さく感じる時の対策


歌が小さいと感じる時

波形はそれなりに大きくても、カラオケと同時に鳴らしたらなぜか埋もれてしまったり、小さく聞こえてしまうということがよくあります。

そういう時、対策方法を知っていると改善できることがあります。

対策をケースごとにまとめたので、可能性があることや気になるところはすべて試してみてくださいね。

録り音を改善しよう!

マイクに向かって垂直に歌う

マイクには「指向性」という特徴あって、マイクに向かってまっすぐ入ってきた音しか芯のある音になりません。

マイクの面に対して、垂直に音が入るように角度を意識してくださいね!

マイクによっては、下の×図のようにほんの数センチずれるだけでも録り音には大きな影響があります。

これだけでも音質はかなり改善されることがありますよ。

芯の無い録り音はカラオケに埋もれてしまうので、結果として歌が小さく聞こえてしまうのです。

マイクに近づいて歌う

マイクと口が離れすぎていると、口から直接マイクに入る音に加え、部屋の中で鳴っている自然の反響音も大きく入ってしまい、芯のない音になってしまいます。

口から発せられた声は、耳に届くまでに、その人の口から出た音だけが相手の人の耳に入るわけではなく、部屋の壁や天井等に反響した音もたくさん入ります。

この反響音が多ければ多いほど「遠くにいる」ような芯の無い音になってしまうのですね。

耳元の近く囁かれる声は、ものすごく近くにいる感じがしてゾクッってしますよね。それは部屋の反響が無いから近く感じるのです。

マイクでの録音も同じで、なるべく口から出た音が反響無くマイクに届くよう心がけましょう。

目安としては、握りこぶし1~1.5個ほどの距離です。

ネットのアマチュアが作っている歌ってみた指南サイトでは、歪むのがこわいのか握りこぶし2~3個ほどと書いているものがとても多いです。

ですが、こんなに離れていると反響が入りすぎてとてもいい音では録れません。なのでネット活動してる歌い手は良い音の人が少ないんですね。

鳴り音を改善しよう!

コンプレッサーを使う

マイクの録り音に問題が無ければ、音圧を上げてあげると改善されることがあります。

コンプレッサーやリミッターを使うと、録り音の平均値が上がり音の抜けが改善されることがあります。

コンプレッサーは、大きな音はそのままで、小さな音を大きくしてくれるエフェクターです。

コンプレッサーは経験が必要なので扱いが難しいです。とりあえずわからない間は、プリセットの中からボーカル用のものを選んでおけば改善に向かうはずです。

  1. コンプレッサーの使い方
ノーマライズを効果的に使う

ノーマライズとは、自動で歪むギリギリまで音量をあげてくれる機能のことです。

一番大きな音が歪み始めるギリギリまで音量を上げて、それに上げ幅にあわせて全体的に音量を上げてくれるのですね。

コンプレッサーは大きな音を下げて小さな音を上げてくれるのに対し、ノーマライズは全体均一的にボリュームが上げてくれるのですね。

波形の大きさが全体的にかなり小さい時に使うと効果的な手法です。

周辺環境を改善しよう!

リバーブやディレイを下げる

残響や反響が入りすぎると音の芯がなくなる話をしましたが、リバーブやディレイのように残響をシミュレートしたエフェクトを使うと同じことでも同じことが起こります。

なので、使いすぎると音が遠くに聞こえて芯が少ない音になってしまいます。

じゃあなぜリバーブというエフェクターがあるのと言われそうですね笑

基本的にレコーディングでは芯のある音で録ります。そうすると、音はしっかりしているのですがカラオケと馴染みが悪くなります。

それを改善するために、後でリバーブやディレイを足して、歌とカラオケの隙間を埋めてそれぞれを馴染ませてあげる、、、というのが基本的なリバーブやディレイの役割になります。

これも大いに経験が必要なところになります。最初はついつい掛け過ぎてしまうので、やや薄めにしてあげることがポイントです。

女性も本当の美人は薄化粧で十分キレイですからね。

カラオケの音量を下げる

上記のことをしてもどうしてもカラオケの音量に勝てないときは、カラオケの音量を上げすぎている可能性もあります。

時には思い切って下げてみましょう。

意外に最大の理由はカラオケの単純な音量が大きすぎたということも多々あります。

灯台下暗しですね。

まとめ

このように、よい録り音にするにはいろんな対策があります。

なのでレコーディングは経験がすべてだと言っても過言ではありません。

最初からうまくいく人なんて1人もいません。

失敗をして、その失敗を改善して、そうするとまたワンランク上の失敗をするので、またその改善をして、、、の繰り返してどんどんよい音になって行きます。

トライアンドエラーを繰り返せば、宅録でも相当にクオリティの高い音質の歌が録れる時代になっています。

たくさん経験をして、あなたにとっての最高の音を見つけてくださいね!