ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違い | 歌ってみたを10倍良くする方法

ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違い

マイクには、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類があります。大体のイメージはわかっていながらも、ちゃんと違いを言える人って意外に少ないですよね。

わかりやすくまとめたので、ここでマイクに詳しくなっておきましょう!

詳しく、そしてわかりやすく比較しました

簡単に言うと、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクは全くの別物です。用途によって使い方が全く変わります。

この場合はダイナミックは使えるけど、コンデンサーは全く使えないとか、その逆もあります。

自分に合ったマイクを探すために、絶対に知っておかないといけない知識をまとめてみました。

ダイナミックマイク

メリット

耐久性が高く頑丈なので保存がカンタン。また、電源も必要としないため使い勝手が良い
感度が低いためノイズや雑音を拾いにくい
過酷な環境でも問題なく使えるため、ライブなどで重宝されている。

デメリット

音質が悪いというわけではないけれど、高音域の繊細な音のレコーディングはやや不得手
入力音量が小さいのでマイクを近づけないと音を拾いにくい。
でも歌ってみたで使う分には全く問題はない。

コンデンサーマイク

メリット

感度が高く、ダイナミックマイクより拾える周波数の幅が広い。また、音の強弱も忠実に再現できるため、非常に高音がきらびやかで高音質なレコーディングをすることができる。
各マイクの個性も豊かで、作りたい音に合わせてマイク選択すると、非常に高いクオリティの創作ができる。

デメリット

電源(ファンタム電源)が別途必要であったり、湿気や衝撃などへの耐久性が低くデリケートで保存に手間がかかるため、使い勝手には非常に注意が必要。プロ用マイクは高額になるたため、アマチュアでは手が出しにくい。

比較まとめ

 比較項目 ダイナミックマイク コンデンサーマイク
価格帯 比較的安価 プロ用は高額
電源供給 不要 必要(ファンタム電源)
耐久性 振動 強い とても弱い
湿気 比較的強い とても弱い
保存 簡単 注意が必要
 録音時の音量  小さい  大きい
感度 低い 高い
ハウリング 起きにくい 起きやすい
特徴 小さな音は拾いにくいので、大きな音やライブなどで使いやすい。 感度が高く小さな音も拾うので、高音や自然音などの繊細な音の録音に向いている。

マイクの専門用語

指向性

どの方向からの音をしっかりと拾うことができるか、どの方向に感度が強いか、そのマイクの特徴をあらわしています。
主な指向性は下記になります。

指向性の種類 解説
全指向性
無指向性
マイクの向きに関係なく、マイク本体(振動版)に届いた音の大きさをそのまま拾います。
声のように一方向から発せられる音ではなく、ドラムの上部に吊り上げられているような部屋全体のアンビエンスを収録する場合に効果的に使えます。
 
単一指向性 マイク本体に対して正面から入ってきた音に対し、音を大きく捉えます。なので横や後ろの音には反応しにくくなっています。
ボーカルなど、一方向からの音のみを収録したい場合に有効ですなので、歌を収録する際はほぼこの指向性が使われます。
 
双指向性 単一指向性が前面のみを大きく捉えるのに対し、双方向性は後ろの方向からも同じように大きく捉えることができます。
2方向の指向性なので、ラジオなどの対談形式の現場ではとても効果的です。
 
超指向性 単一指向性の拾える範囲の幅を、さらに狭めたものが超指向性です。すぐ近くでなく、少し遠い位置にある音をピンポイントで拾いたい時に使います。テレビ中継などで、筒のような細いマイク(ガンマイク)を遠くから縁者さんに向けているのを見かけたことがあると思います。
 

周波数特性

そのマイクが拾うことができる音の周波数の範囲。20hz~20khzであったら、20hzの超低音から20khzという超高音までの範囲の音を広くことができます。

もっとも感度が高い方向の時、拾える周波数の音量は一定ではなく、高音を広いやすかったり低音を広いやすかったりします。そういったバラつきが、そのマイクの特徴となります。

このようなグラフですね。

出力インピーダンス

出力側から見た、マイク本体の電気抵抗値。低い方がより大きな電気信号を供給することができるため良いとされる。言葉は難しいけれど、マイクプリとの相性のようなもの。単位はΩ。

最大音圧レベル

そのマイクが扱える音量の範囲。マイクは、音が大きくなると音が歪んでしまうのですが、その歪み始めるまでの音の限度をあらわしています。

マイク雑学

マイクの性能は、プリアンプとの相性によっても変わる

マイクによって録り音が変わるといいましたが、マイクプリアンプによっても更に録り音は大きく変わります。マイクプリアンプとは、マイクとオーディオインターフェースの間に挟んで、マイクで拾った音の音圧を上げる役割があります。

なので、マイクの音質にこだわる際は、マイクプリアンプとの相性も考えないといけません。初心者の間は無くても全く問題ありませんが、上級以上を目指す時は必須となります。良いプリアンプを使うとカラオケがどんなに音圧があっても、歌声が埋もれることは無く存在感は際立ちます。

中にはオーディオインターフェースに内蔵されているもの等もあるので、オーディオインターフェースの入力ポートを確認するのも良いですね。

安いものでは1~2万くらいですが、最高峰のものはウン十万もします。

初心者の方でも、頭の片隅にマイクプリアンプのことは意識して置いてくださいね。

  1. マイクプリアンプ オススメ 5選

結局、どのマイクがいいの?

歌ってみたなどではコンデンサーマイクの方が性能がいいというイメージが強いと思いますが、2万くらいのマイクならそこまで極端に差が出るわけではありません。

初心者なら、むしろ保存しやすいダイナミックマイクの方をオススメしますが、余裕があれば両方購入して自分の声で比較するのが一番です。

もし、相当な数の再生回数になって、マイクを最高のものにしたいときは、コンデンサーマイクの一択になります。10万を越えたあたりから、録り音の存在感は大きく変わってきますよ。

最後に、オススメのマイクを紹介しておきますね。

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