今までに会った、ひどいマナーの歌い手さん ベスト5

今まであったひどい歌い手さんを紹介したいと思います。

たくさんいましたが、、、その中でもベスト5を紹介したいと思います。

ランキング

第5位 モノマネ系niconico生主 Tさん

※画像はイメージです

ある日、まったく面識ない人からメールで突然、歌とカラオケのデータが送られてきました。

挨拶がないのはもちろん、文章も一切なく、、、ただ歌データとカラオケが添付されているのみのメールでした。

なんだか怖いから返信もせずに完全放置。

そして、10日ほどたってから、突然、、、

「まだですか?」

と、一言だけメールが来ました。

「何のことでしょうか?」と聞き返すと、

「先日データを送ったの、ミックスはできてないの??急いでほしいんだけど。」

との高圧的な返信。

「あなとのことは存じ上げておりません。どなたかと間違えているのではないですか?」

とあふれ出る怒りをこらえて返信すると、

「○○○君から、メール送ったらミックスしてくれるって聞いたんだけど?」

あ~~、○○○ね。○○○は妹さんと仲良かったから、そこから情報がもれたんか!

そこで、Tに怒り爆発!!

「最低限のマナーを守ってください」とだけ言って丁重にお断りしました。

そしてTからは悪気もなく、

「データ送ったらいいって○○○が言ってたけど?」との返信。

言葉のまま本当に送ってきただけか笑

一般常識がない人って、ここまでないのか、、、とある意味衝撃を受けた事件でした。

特に自分には実害がないから5位です笑

第4位 地下アイドル Mさん

歌がとにかくひどい、、、歌い手さんでした。

まあ、それは全然問題ではありません。

今回の依頼は、大規模なコミケでガッツリ販売するとのことだったので、ほんの微々たるものですがスタジオ使用料をいただくことにしました。

ちゃんと見積もりも了承してもらったので、仕事が成立しました。

基本的にアマチュアの方からのスタジオレンタルとミックスは無料で受けていますが、以前のコラムで書いたように、販売する場合と所属事務所経由の場合のみ少しだけいただくようにしています。

そして、当日レコーディングです。

歌のOKテイク選定もきっちり終了して、さあ、今日のレコーディングは終わり~!ってなった時、Mさんから、

「今日の費用は無料になりませんか?」

との申し出。

おいこら、全部作業終わってるわ!と怒りと呆れを隠しつつ、、、

「作業完了しておりますので無理です。」と優しく言いました。

とすると、Mさんは、

「コミケで一緒に販売する私の写真集で変わりになりませんか?」

とのとんでもない申し出がありました。

心の中では、

「なるかっ!!」

と思いながらも、もうすでに目の前に写真集を出しているので受け取らないわけにはいかないし、、、

しかも露出かなりガッツリだし><

ガッツリというか、、、丸出し??

目の前にいる人が、こんなあられもない姿なってる写真集をみて、とりあえず、

「おおおおおっつ!」

と無理やり喜んだフリをしました。

もちろん内心は、イラっとしてますよ!

別に、レコーディングをしてお金がほしいなんて全然思いません。

販売して利益を出そうとする商品をつくるのに、協力してくれたスタッフに利益を共有しようとする考えが無いのは絶対にありえません。

「売れなかったら私、赤字になるじゃないですか~」と笑顔で答えるMさん。

そのリスクを、丸々私に押し付けているということを一切理解していません。

今から考えると、あの時はしっかりと間違ってるよと怒ってあげた方が、Mさんのためになったのではないかなって今は後悔しています。

その写真集は今、倉庫の奥深くに眠っています。

第3位 地下アイドル Hさん

※画像はイメージです

ミックスは、もうそろそろ新規で引き受けるのをやめようかなって思ってたころ数年前のことでした。

ツイッターで、どうしてもミックスしてほしいとのDMが来ました。

もともと名前は知っていたのだけれど、交流はない程度の関係です。

DMの内容は、、、完全に色仕掛け!

色仕掛けといっても、もちろん実際に会うなんてことはなく、ツイッターやスカイプでは異常なほどの、尊敬してます、大好きですアピールくらいですが笑

まぁ、本気で好きでもなんでもなく、営業だろうと思いつつも、あまりにもしつこ過ぎて一応引き受けることにしました。

男としてはそこまで言ってもらえるのは悪い気はもちろんしませんからね笑

そして、いざ引き受ける連絡をしたら、「めっちゃ急ぎだから週末までしか待てません」との返信、、、

おや!?

なんかキャラが変わった??と思いつつ、Hさんの希望納期ギリギリに提出できました。

一応まじめにミックスしましたよ。

これだけ急いだのに、、、お礼のメールは6日後!!

しかも「ミックスありがとう!」だけ><

もうお礼すら無いのか、、、と思ってあきらめてたから、無いよりはマシかっ笑

打ち合わせもして、そこそこ仲良くはなったのかな?と思ってたから、ツイッターとかでたまにリプ飛ばしたりするものの、、、納品後は完全無視><

まぁ、営業だとわかっていたことだから別にショックでも何でもない。

一回歌い手やってみたかっただけなんだろうな、、、という感じでした。

後でわかったことですが、、、「自分のファンと、イケメン以外は絡みたくない」と言っていたそうです。

そして、、、4ヵ月後、、、

「おひさしぶりでぇぇえす。またミックスしてほしいなぁ~」

というメッセージがやってきました。

もちろん丁重にお断り。

ってか俺の顔しらんだろっ!

もちろん、イケメンじゃないです、、、涙

生まれ変わったらイケメンになりたいっ!!

第2位 アイドル系niconico生主 Kさん

比較的有名な部類に入る歌い手さんです。

この人は、たくさんの人に同じミックス用のデータを渡して、一番いい人のデータを使うというやり口をしていました。

さらに、自分の放送で全部の出来上がったミックスを流して、どれがいいかをリスナーに決めさせるという、絶対にやってはいけないことをオープンにしている歌い手さんでした。

後で聞いたら、この形式はあまりにも批判が多く、一回だけだった、、、ということらしいですが、本当のことはわかりません。

この、同じデータをたくさんの人に渡して、一番いいものを選ぶといことは、行為自体は悪いことではありません。

事前にこの形式であることを話して、ミックス師さんがそれでもやりたいということであれば全く問題はありません。

ただ今回は、そんな話をしていないから大いに問題があります。

なぜ、私にはそれを話していないのにバレたかと言うと、Kさんは放送でミックスした人の名前を言っていたそうです。

たまたま、私を知っていたリスナーさんの一人が、私にタレコミがあって発覚しました。

すぐ放送履歴を見たのですが、、、ミックス師を馬鹿にしているかのような放送でした。

私のためにミックスしたい人がこんなにたくさん~~~的な放送でした><

そっちから依頼してきたんでしょ笑

Kさんは、最終的にリスナーさんと話し合ったところ、どうやら自分のミックスを公開したいということになったそうです。

Kさんから、「ありがとうございました」と連絡が来たのですが、こちらからはちゃんと事情を説明して、ミックスは使用しないでほしいと伝えました。

すみませでしたとすぐ返信があるのかと思ったら、、、完全に無視です。

一切返信がありません。

おそらく、そのまま私のミックスを使っているんだと思います。

めんどくさいので実際のところは確認はしていませんが。

このたくさんの人に発注する方法は、良い作品をつくるには理にかなった方法です。

ですが、10人に依頼したら9人の人が無駄な作業をさせることになります。

自分がリスクを負わず、相手のみにリスクを負わせるやり方は許すことができません。

第1位 mix師&niconico生主 Iさん

※画像はイメージです

第一位に輝いたのは、歌い手さんではなくてミックス師さんです。

ミックストーナメントに参加した時の話です。

niconico公式でもなんでもない、個人のユーザーが企画運営している大会でした。

でも、プロのエンジニアも多数参加していて、それなりに規模があり、優勝すればいろんなつながりができそうだと思える大会でした。

トーナメント方式で、1回戦、2回戦、、、と戦っていきます。

バトルの内容は、両者同じデータでミックスをして、放送を見ているユーザーがアンケートで投票して勝ち負けが決まる方式です。

閲覧してる人も200人くらいいるので、八百長もできないガチバトルができる面白そうな大会でした。

早速1回戦です。

結構本気でミックスしました。ボイスのピッチ編集やリズム調整もガッツリして、丸一日くらい時間もかけました。

そして当日、アンケートでの投票の結果、、、

1回戦

  • 自分 96%
  • 相手 4%

まぁ、一応相手はアマチュアなので笑

ってか4%の人に突っ込みいれたい!

そして、2回戦。

今回もちゃんと丸1日かけてミックスしましたよ。

2回戦

  • 自分 94%
  • 相手 6%

まったく危なげなく勝てました。

このあたりから、リスナーさんから完全にチート扱いで、優勝候補と言われるようになります。次の準決勝を楽しみにしてくれる人もたくさんいるようでした。

でも、、、準決勝の相手が本当にいやでした。

今回の「主催者」です。

嫌な予感はするけれども、、、手を抜くわけにはいきません。

準決勝

  • 自分 91%
  • 相手 9%

やっちゃった、、、主催者に圧勝してしまいした。

その後の主催者の実況が、明らかにテンション低くなって、準決勝もう一戦のトークが明らかにやる気がない。

きっと優勝したかったのでしょう、、、でも、優勝したい気持ちは自分同じ!

気を取り直して優勝するぞと意気込みます。

さて、決勝はどんな勝負になるのやら。

相手はどうやらスタジオエンジニアなのでガチっぽいです。

決勝

中止

え~!!

突然、放送の掲示板に大会中止とのメッセージが、、、

ミックスの題材にする予定だった歌い手さんが、連絡取れなくなったと、、、

じゃあ別の歌い手さんでいいじゃん!!

っていうか、自分がやる気なくなったのに、人のせいにして中止にするんじゃない!

掲示板にも、リスナーさんからの不満が続出、、、

そこそこ大きな規模の大会だったのに、あっさり中止にする図太さにある意味感動しました。

ミックス3回分も無駄になってしまいました、、、

締め切りがキツい音楽作家にとって、丸3日は結構な痛手ですよ。

どこにも怒りをぶつけることができない、後味の悪すぎる大会となりました><

まとめ

ネットで出会った人って、98%くらいの人が実際に会うことはありません。

なのでリアルよりも軽く考えているのか、あまりにもマナーが悪い人が多いです。

ネットで相手に敬意をもって接することができない人は、リアルでも人から敬意を持って接してくれることはありません。

ネットであろうと、リアルであろうと、基本的な礼儀に変わりはありません。

ネットでの人間関係を改めて考える良い機会になったので、今回この記事を作成しました。

少しでも、共感してもうことができれば幸いです。