人気歌い手になるには? 「歌ってみた」で成功するコツ

せっかく全力を挙げて作ったあなたの「歌ってみた」動画。

どうせなら、たくさんの人に見てもらって、ゆくゆくは人気歌い手になりたいですよね。

ですが、世の中のアップされた動画の大半が、知り合いとその知り合いくらいまでが見て終わる、、、っていうのが現実です。

その厳しい現実の中、私は1つの動画の再生回数が600万回を超えることが出来ました。見事にniconicoで殿堂入りしましたよ。

さらにwikipediaにも自分のページができて、ツイッターのフォロワーも10万人を超えました。

その時に培ったノウハウを公開するので、あなたも近道で人気歌い手になってしまいましょう!

再生回数を上げよう!

まず大前提となりますが、「歌ってみた」や「歌い手」の世界で人気歌手になるのは、音楽業界で歌手としてメジャーデビューする方向とは、全くベクトルが違います。

ここでは「歌ってみた」の世界に絞って、「歌い手」として駆け上がるための内容に特化したいと思います。

まず、歌い手にとって、もっともわかりやすい人気のバロメーターは「再生回数」です。ネットの世界ですから、閲覧数が多ければ多いほど価値がありますね。

その再生回数を上げる方法はたくさんあります。今回は3つに絞って説明して行きますね。

①魅力の高い作品をつくる!

これは基本中の基本ですね。魅力的な作品は、ある程度の軌道にのれば、再生回数は勝手にどんどん増えます。

歌ってみたの難しいところは、「魅力のある作品」が、必ずしも「歌がうまい」というだけでないことです。

かなり下手でも人気は出たりするし、ものすごくうまくても全然人気がないなんていうことはザラにあります。

歌でありながら、歌以外の「要素」があまりにも多いんです。

その、魅力となりうる「要素」をあなたの動画にも入れてきましょう!

自分の特徴を活かして、歌い手としてのキャラクターを決める

人気歌い手になりたいといいながらも、、、実は自分のキャラクターを活かせていない歌い手がほとんどです。95%くらいいるといっても過言ではありません。

例えば、電車に乗る時は必ず「目的地」があるように、あなたの歌い手としてのキャラクターにも「目的地」をしっかり決めてください。

そうでないと、見たことも聞いたこともない、もう引き返せない駅にたどりついてしまうかもしれません。

もしあなたが、低音が得意だったとします。

それなら、、、「低音特化系」や「声優ボイス系」が良いかもしれません。もし高音ボイスが得意なら「ハイトーン絶叫系」がいいと思います。

「低音特化系」というと、古参ならすぐイメージできますよね。

「やらないk、、、」

なぜ、こういった「」を意識した方が良いかというと、それぞれの「系」に固定のファンがいるからです。

どの「系」にも属さないということは、ファンのいないフィールドで勝負しないといけないことになります。

たどり着いた駅が、誰もいないガラーーーンとした駅だったら、、、そんなところ歌っても誰も聞いてくれませんよね。

悪く言えば特徴が無いということですね。そんなのだ~れも聴かないですよ~

なので、「系」のある駅に向けば、それを望む人や熱狂的に好きな人はたくさんいるのです。

その「系」に自分のなれそうなものに近づけると、割と早めにファンができるかもしれません。

歌唱力を上げる

人気歌い手になるためには、歌唱力は必要ない、、、という意見はたくさん聞きます。

でもそれは、絶対に間違っていますよ!ただの注目を集めたいだけの極論です。

野球選手になりたいのに、野球はうまくなくていいなんてありえないですよね。

では、どのくらいの歌唱力が必要かといえば、もちろん「メジャーの歌手」レベルまでは無くても構いません。

最低限、できるだけ毎日ボイトレや歌の練習した方がよいですし、自分の特徴である「系」をより魅力的なものにするためにいろんな歌い方は研究する必要があります。

また、歌の練習をしておいたほうがいい本当の理由として、、、

人気歌い手になれば、どこかのイベントでライブ披露しないといけないことが山のように増えます。

そこで歌って、「へただな」「恥さらし」等と言われたら一生心に残る傷になってしまいますよ。

歌というのは、一週間やそこらでうまくなんてなりません。

時間がかかるので、いざ人気歌い手になったときのために今から練習をはじめていきましょう!

ミックステクニックを上げる/良いミックス師を見つける

歌い手に歌唱力は必要ないという人の理由の1つは、歌ってみたはミックスの工程があまりにも比重が高いと思っているからだと思います。

歌が下手な人がミックスによって人気歌い手になることはあっても、ミックスの完成度が低い歌ってみた動画が、人気のある動画になるなんてことは絶対にありえません。

そのくらい、歌ってみたのミックスは重要度が高いんですね。

アマチュアが使う音楽機材や技術は、近年飛躍的に向上しています。

正直なところ、、、「ド」がつく下手な人でも、ミックスでそこそこうまいって言われるところまで仕上げることができる世の中なんです笑

私自身も、メジャーシーンでアイドルや声優のボーカルレコーディングをすることが多いですが、、、ほぼ全ての言葉を一文字づつ丁寧に修正しています。

元の歌からすると、考えられないところまでうまく仕上がっていますよ。

では、このミックスで、あなたの歌も飛躍的にカッコよくしたいですよね。

ミックスも歌と同じで、一週間やそこらでは絶対にうまくなりません。これも何年も蓄積されたスキルが必要となります。

なので、ミックス工程を最高のものにするためには、能力の高いミックス師を見つけるか、時間をかけて自分でスキルを磨くかのどちらかを選択することになります。

ミックスがまた完全に理解できてない人は、これを読んでみてくださいね。

ミックスを誰かに依頼する

自分でミックスする

②効率よく動画を宣伝する

作品が魅力的であれば、新人歌い手でも少しづつでも再生回数は必ず増えて行きます。

ですが、そのゆっくりなスピードを少しでも早くしていきたいですよね。

そのために、動画の宣伝をしていきましょう!

宣伝といっても、もちろん費用がかかりませんし、普通にみんなが使っているものを使います。普段みんなが使っているものだからこそ、効率のよい宣伝になるのですね。

よく使うSNSはどれですか?
  • 48% Twitter
  • 34% LINE
  • 12% FaceBook
  •  6% その他

※10代~20代前半の男女500人にアンケート

ツイッター

宣伝をするには必須なSNSです。

歌ってみたのリスナーは10代から20代前半がとても多いです。アンケート結果のように、ツイッターも10代から20代前半のユーザーがとても多いです。

となると、あなたがターゲットにしたいリスナーは、ツイッター内にドンピシャにいるんですね。

なので、ツイッターで宣伝をすることが、あなたの歌をたくさん聞いてもらえる一番の近道になるのです。

自分のフォロワーも多ければ多いほど宣伝効果が高いので、「ツイッター フォロワー 増やす」等でネット検索して、フォロワーをたくさん増やしていきましょう。

フェイスブック

こちらも人気の高いSNSですね。

ツイッターに比べればフォロワーも増えにくいし、世代もツイッターに比べたらやや高いので効果は高いとはいえませんが、人目に触れるチャンスが少しでも増えるならぜひ活用したいところですね。

有名な知人や友人にお願いをする

ツイッターや他のSNSでフォロワーが1万人、、、とまでは言わなくても、1000人くらいいる友人なら1人くらいはいると思います。

もし、そういった人がいれば、リツイートをしてもらえるようにお願いしてみましょう。

1000人なら大きな効果は期待できませんが、無いよりはるかに良いです。

もし1万人フォロワーがいる人だったら、その効果は絶大ですよ。

一気に何百と再生数が増えることはよくあります。

ライブ配信をする

ここ最近の流行はライブ配信アプリをつかった集客方法です。

ライブ配信をすれば、カンタンにファンが集めることができますよ。

しかもユーザーと直接コミュニケーションが取れるので、何が良かったか、悪かったかがすぐにわかるので、とても歌い手の勉強になります。

そして、、、人気歌い手になれれば、少なからず収益かもすることもできます。

中には、ライブ配信だけで生活している人もいるくらいです。

もし興味がある人がいたら、一度インストールしてどんなアプリかだけでも見てみることをおすすめします。

③次の作品を早めに出す

初めての作品をアップしたら、なるべく次の作品も早めにアップしましょう!

リスナーの記憶のあるうちに、次の作品が出したほうが効果は高いです。

投稿作品が少なすぎると、マイナスイメージ

もし、あなたが「いいな!」って思う歌い手がいたとします。

その人の過去作品を聴いてみようとフォルダを覗いてみると、その作品しかありません、、、

となると、やはりガッカリしますよね。

もし2つあって、前の投稿が1年以上も前だったら、3つ目の動画が投稿されるまで待とう!なんて絶対に思わないですよね。

やはり、ガッカリされないためにも、最低でも5つ以上はほしいところです。

もし、その5つが割りと早めのペースでアップされているとしたら、次の作品が楽しみになりますよね。

そういった情報からもファンは増えていくのです。

評価される動画とは?

「再生回数が多い」=「たくさんの人が評価をしている」という構図は、今後も絶対に変わることはありません。

ですが、どんなに完成度が高く、誰が聴いてもすばらしいと思ってもらえる作品を作っても、全く無名の新人がただ動画をアップしただけでは、誰も見向きもしません。

「けっこう頑張って動画つくってるね」程度で終わってしまいます。

では、、、評価される動画ってどんなどうがでしょうか?

あなたは、この2つならどちらを高く評価しますか?

  1. 投稿日/7日前 再生回数 80万回 「まぁ、、悪くはないとは感じる」
  2. 投稿日/1年前 再生回数 80回  「すごくいいとは自分では思うけど、、、」

アンケートを取ったところ、実に大半の人が「1」の方を選びました。

やはり、「再生回数が多い」=「たくさんの人が評価している」という構図なので、再生回数が多いだけで世間的な評価は高いと思われやすいです。

やっぱり、再生回数が多い動画の方をついつい見たくなってしまいますよね。みんな見てるなら、どんなにすごい動画なんだろう?って。

つまるところ、逆に再生回数が少ない作品は、どんなによい作品でもなかなか世間的な評価には繋がず、聞いてみようと思ってもらえる確率も低くなります。

それはなぜか??

誤解を招くことを覚悟して言うと、、、

歌ってみた動画を見ているリスナーは、本物を見抜くことが出来ないのです。

売れる作品って、現役バリバリのレコード会社のプロデューサーでも見抜くことが難しいといわれるので、当然といえば当然ですね。

だから、どんなにクオリティの高い作品をポンってアップしただけでは、何万作品もある動画の中で埋もれて終わりです。

砂漠にある一粒だけの砂金を、一発で見つけるなんて不可能ですよね。

だから、再生回数の多い作品は、「再生数が多い」というオプションで作品と思われがちです。

本物のよい作品であっても、再生数による評価が高まるまで、爆発的に伸びることはなかなかありません。

「じゃあ、良い作品を作っても意味ないじゃん、、、」って思わないでください。

確かに、動画をアップしてすぐに再生回数が伸びるのは、たくさんのファンがいる人気歌い手のみです。

でも、少しづつでも伸びていればOKです。!!

しっかり宣伝して、軌道に乗るまで再生回数を伸ばしましょう!評価の低い時期に、少しづつでも再生回数がのびるとすれば、それは「クオリティが高い」からです。

「クオリティ」が「再生回数の増加」を生み、「再生回数の増加」が「世間的な評価」を生み「世間的な評価」が「さらなる再生回数の増加」を生むのです。

「再生回数」が「再生回数」を生み出し自走するまで、少し時間がかかります。

自分の自信のある作品が、たとえ最初は全然再生回数が上がらないとしても、信じてしっかりと宣伝して、そして待ちましょう。

ブランド化する

人気歌い手になるために、絶対に必要なテクニックです。いわゆる、ブランディングといわれる戦略ですね。ある人が自分の名前を聞くと、それだけで「プラスのイメージ」を持ってもらえるようになります。

たとえば、チョコレートなら「ゴディバ」と聞くだけで高級でおいしそうなイメージがありますよね。

これができると、作品だけでなく「あなたの名前」があなたの価値をより高めていくことができます。

自分自身のブランド力を高めましょう!

前述の、リスナーは「本物」よりも「再生回数が多い方」を評価すると説明したように、「再生回数」に「ブランド力」が加われば再生回数はさらに増えていくことになります。

あなたも、好きな歌い手の新作動画なら、名前を聞いただけでワクワクしてきますよね。

再生回数は、「本物のクオリティ」「再生回数」「ブランド力」の3つが合わさると、とんでもない数へと昇って行きます。

名前を絶対に変えない

最初のうちに多いことですが、名前をコロコロ変える人は意外に多いです。

名前を変えてしまうと、基本的に1からやり直しと思ってください。

せっかく上がってきたブランド力が全て吹っ飛んでしまいます。

もし、有名な歌い手であっても、別の名前で投稿したとしたら、間違いなく再生数はガタ落ちします。

どうしても名前を変えたい時は、もう2度と変えない覚悟で、また1からやり直す覚悟で変更してくださいね。

公式ツイッターアカウントを作る

最初のうちは、普段使っているアカウントで良いと思います。

むしろ、宣伝する際は知り合いの多いアカウントの方が宣伝効果が高いですからね!

ですが、ある程度のところまで再生数が増えてくると、投稿している歌い手の名前でツイッターアカウントを作りましょう!

いわゆる、公式アカウントってやつですね。

公式アカウントがあるかどうかは、ブランディングをする際にとても重要です。

有名な歌い手は、必ず公式アカウントを持っていますよ。

もちろん費用はかかりませんので、1つの目標でもありますね。

固定のファンを大事にする

固定のファンがつきはじめたら、動画再生回数の勢いは加速します。

もし、固定ファンが公式ツイッターをフォローしてたとします。そしてあなたが、動画をアップした情報を流すとリツイートしてくれる確率は高いです。

そうすると、ファンの友人がファンになってリツイート、そしてまたその友人がファンになってリツイート、、、と無限に広がっていきます。

ツイッターなどのSNSは、一旦連鎖が始まると止まりません。

その流れをつかんでしまえば、あなたも晴れて「人気歌い手」です。

人気歌い手になったらどうなるの?

人気歌い手になったら、その後はいろんな選択肢があります。

たとえば「歌い手」として定期的に動画をアップしてさらにファンを増やす方向もいいですし、ニコニコ関連のイベントや番組に出演してタレント的な方向にいくのもいいですし、ライブを中心にして歌手に近い方向を目指すのもいいと思います。

最近の流行では、ライブ配信もありますね。

メジャーデビューを目指す

ですが、1つ大どんでん返し的な方向があります。

「メジャーデビュー」です。

最初、歌い手の活動とメジャーデビューはまったくベクトルが違うと話しましたが、歌い手活動の先に、実はメジャーデビューの選択肢も十分に広がっています。

Geroや藍井エイルなど、メジャーシーンで活躍している歌手も、元々は歌い手でした。

歌い手の活動が軌道に乗ってきたら、歌手を目指すのも面白いかもしれませんね。

ライブ配信をしてたくさん稼ごう!

たくさんのファンがついたら、、、ライブ配信をすればさらに倍々にファンが増える可能性があります。

しかも、、、たくさんの収益を出している人もいます。

やり方はカンタン!まずはアプリをインストールするだけ!

ライブ配信でどれだけ稼げるかを検証してみたので、もし興味がある方はこれを機会にアプリだけでもダウンロードしてみませんか?

どれだけ収益があるかは、下記のページで調査&検証してみたのでぜひご覧くださいね。

まとめ

どんなに自分で満足行く作品ができてても、どんなに友人が評価したとしても、その動画が人気が出るかどうかは、アップしてみるまでわかりません。

それだけ厳しい世界です。

ですが、できることは全てやっておきましょう!

最後は、神頼みですね笑

歌ってみたをする価値

最後に、「歌ってみた」で歌い手デビューすることの凄いところをまとめます。

メジャーデビューのようにテレビで宣伝するわけでもなく、ライブハウスを回ってライブを何回も何回も重ねることなく、歌い手というのはネットだけを通して人気が高くなって行きます。

一昔前まで、人気歌手を育てるのに何千万、何億円とかかっていた時代があったのに、よい時代になりましたね。

レコーディング用の機材の費用がかかるだけで、うまくやりくりすればその他はほぼ費用はかかりません。むしろ、様々な方法で収益することもできます。
(人気歌い手は、人によってはかなり利益を上げていますよ)

このように、誰もが使っているネット世界が舞台になっているということは、あなたにも大きなチャンスがあるのです。

そのチャンスをつかめるかどうかは、今、歌い手になろうと動き始めるかどうかということだけにかかっています。

一緒に、人気歌い手になりましょう!

歌い手になるために

最後に、これから歌い手を目指す人のために、ざっくりとした流れをまとめておきますね。

コメント

  1. うーたん より:

    わぁ…めっちゃ参考になったぁ…
    ありがとうございます!