歌素材はあるものの、ミックスが難しすぎて、、、しかも知り合いでミックスできる人もいなくて結局歌い手デビューできなかった人も多いと思います。
そんな方のために、ミックス師を探す方法を伝授したいと思います。
確実に見つかるとはいえませんが、見つかる確率を少しでもあげないといけませんよね。
そして、さらにウデの良いミックス師を見極めるコツもまとめました。
目次
断念する人があまりにも多い、ミックス
なぜミックス師は見つかりにくいの?
なぜミックス師がこうも全体的に不足してて見つからないのでしょうか?
理由は簡単です。ミックスは手間や時間が尋常じゃないくらいかかるから、1人のミックス師がたくさんの数を引き受けることができないからです。
まずその出発点を知ったうえで、少しでもウデの立つミックス師を探していきましょう。
ミックス師はここで探そう
ツイッター
ミックス師が集まるアカウントに参加する
ここが一番現実的かもしれません。「歌い手、mix師、交流」等で検索してみるといろいろな歌ってみた関連のアカウントがゴロゴロ出てきます。
ここに参加してるミックス師さんは現役が多いので挨拶しつつフォローしていくとよいPRになりますよ。アカウントによってはミックス師を探していることをツイートしてくれるところもあります。
「mix募集」などで検索する
「mix募集」で検索すると、かなりミックス募集してる人がヒットします。でも練習のために募集しますっていうのも多いので、ウデはしっかりと見抜かないといけませんね。
友人のツテ
まず一番基本的なことですが、友人にミックスを頼める人がいないかを聞いてみましょう。
もしその友人が過去に歌ってみたをしていたらミックスに関する情報はもらえそうですね!
知り合いツテだったらOKが出ることも多いですので、ダメもとでも一度聞いてみましょう。
フォーラム
歌い手とミックス師をマッチングするフォーラムもあります。そういったところをうまく使っていきましょう
ミックス師の実力を見極める
依頼したいミックス師が見つかったら、実力をできるかぎり見極めましょう!あとになって問題が起きたら大変です。
ミックス師は、ツイッターに書いているハンドルネームで歌ってみた活動していることが大半なので、niconico動画でその人の名前で検索してみましょう。
過去にアップしたことがある人なら、「mix:○○」で掲載されていると思います。もしマイリストなどもあったらきっちり見ておきましょうね。
その人の作品を聞いてみて、「もし私の時にこのくらいのクオリティで戻ってきたらOKだせるか?」とシミュレーションしながら聞いてみてくださいね。
見極めるコツ
初心者でもわかる、ミックス師の実力を見極めることができるコツがあります。
この3つを確認すればおおよそのレベルが簡単にわかります。
ボーカルとカラオケのバランスを確認する
ボーカルが大きく感じるならまだ許せなくはないですが、ボーカルがカラオケに埋もれてしまうミックスをする人はNGです。
埋もれてるかどうかの基準は、耳を凝らしても「歌詞」が聞き取れない部分が何箇所もあるというところです。ウデのあるミックス師さんは、歌詞がしっかり聞こえるまでバランスを取るので、聞こえない部分があるということはウデがない人である可能性が高いです。
他の楽曲と、全体的なボリュームを比較する
他の楽曲と比較して、全体的に音が小さく感じるミックスはNGが多いです。
ウデの良いミックス師は、最後にマスタリングをして音圧をできる限り上げています。依頼したいミックス師さんの担当楽曲が、他の楽曲より全体的に明らかに小さいな、と思ったら音圧を稼ぎ出せる技術がないミックス師である可能性が高いです。
歌い手のレベルから推測する
これが一番わかりやすいかもしれません。ミックスをしている歌い手の実力が基準にります。
微妙な歌い手をミックスしている人はNGが多いです。良いミックス師さんは、良い歌い手から依頼が来ることが多いので、良い歌い手さんをミックスしていると、実力者である人の場合が多いです。
また、ミックスでは、多少(かなり)微妙な歌でもセミプロ近くまで持っていくことができます。歌が微妙だったらそこまで歌を引っ張り上げることができないミックス師である可能性が高いです。
どうしてもミックス師が見つからない時の最終手段とは?
もし最終的にどうしても見つからなかった場合、、、最悪はセミプロミックス師に頼むのもひとつの手段です。
ミックス師の中には、アマチュアながらお金を取ってミックスをする人もかなり多いです。
でも、基本はあまりオススメしません。
なぜなら、「プロです」と謳ってる人に限って、大半が音楽スタジオなどの勤務経験のない、歌ってみたのみで活動してる趣味の延長のアマチュアです。リアルで仕事になる人と、歌ってみたのみのmix師の差は歴然です。
でも、中にはちゃんとセミプロレベルに仕上げてくれる人がいるのも事実です。
過去作品などでしっかりと見極めましょう。
1回のミックスで2万円とか取る法外なアマチュアミックス師も過去にはたくさんいました。(現在の相場は0.5~1.5万くらい?それでも高い、、、)
その金額は異常な高さだということがわかってきた人が多いので、最近は法外な価格設定は少なくなりましたね。
2万という金額は、プロの相場で言うと、1曲だけならプロ専用スタジオでレコーディングしてミックスまでしてくれるところはザラにある金額です。
お金を出せば確実にミックス師は見つかりますが、最終手段中の最終手段だと考えておいてくださいね。
タイプ別、ミックス師攻略法
必ずとはもちろん言いませんが、知り合いのミックスをしている人は結構タイプに分かれます。お願いしたいミックス師さんがどれかのタイプにあてはまるなら、攻略のヒントになれれば幸いです!
自分も歌い手出身で、ミックスも得意なタイプ
ミックスを自分でクリアした人なので、ややプライドが高い人が多い傾向です。歌い手同士の交流を広げたい人も多いので、広い人脈をアピールすれば興味を持ってくれる人がいるかもしれません。
作曲や編曲がメインだけれど、ミックスも得意なタイプ
歌だけでなく、音楽の全体ことを良くわかっている人なので、ウデが立つ人が多いです。ですが、日々の勉強や仕事の合間を縫って作編曲の作業をしているので、常に忙しそうにしていて依頼は受けてもらいにくいです。
ボカロPなどは、ボカロの大半が女性ボイスであるように、女性曲を作りたいという願望が強く、女性アーティストがかなり好きな傾向があります。
なので女性なら依頼を受けてくれやすくなる、、、かもしれません。
ミックス専門でネット活動しているタイプ
本当にミックスが好きな人なのでしょう。でもミックスだけしている人はあまりウデの立つ人はいません。歌い手やボカロPになりたいなど、必要に駆られてミックスを始めた人に比べるとスタート地点のモチベーションが違うからですね。
また、大半が駆け出しで勉強中であることが多いのもこのタイプです。
ですが依頼を受けてくれる確率は一番高いので、まずは完成させたい、、、という方は、「一緒に成長していきましょう!」という意味もこめて依頼するのも良いかもしれません。
本業はエンジニアや作編曲のプロで、趣味でミックス師をしてるタイプ
ごくわずかですが、ネットにはプロフェッショナルな方がいます。
そういう方はもちろんメリットがないと受けてくれないので、人気生主や歌唱力が飛びぬけているなどの自分にしかない強みを生かして交渉していきましょう。
まとめ
このようにミックスの段階はかなりハードルの高いものとなっています。
できるだけたくさんの人脈をもてるようにしてくださいね。
ミックスOKをもらったとしても、どんなデータを渡したら良いかもわかりにくいところもあると思います。
どうしてもわからない時は、ミックス師さんに必要なものをきくか、ここを読んでデータの提出方法を確認して置いてくださいね。