ryo氏作曲の「メルト」が今月7日投稿10周年となった。
メルトといえば2007年12月7日に投稿され、「歌ってみた」の代名詞的になった楽曲だ。現在の歌ってみたシーンの草分け的な存在として知らない人はいないというほど知名度になっている。
この度、このメルト10周年を記念して歌手の小林幸子さんがメルトをオリジナルアレンジで、「歌ってみた」として投稿した。
弦楽器をメインにした渋いクラシカル超のアレンジが絶妙に小林さんの歌唱とマッチしている。
あえて「歌ってみた」的なイメージにこだわらず、小林幸子のイメージとして楽曲を仕上げているところが好感がもてる。
「メルト誕生10周年とお伺いしまして心を込めて歌わせて頂きました。50年ひと昔とはよく言ったもので十代の頃のトキメキを思い出してなんだか甘酸っぱい気持ちになりました」
との言葉が添えられており、とても感情のこもった「歌ってみた」となっている。
また、このアレンジ版のカラオケは小林さんのニコニコページで一般公開されており、このオリジナルアレンジで歌うことも可能となっている。
興味がある人はこの独特の世界観で歌ってみると、新たなメルトワールドの発見が出来るかもしれない。
小林さんといえば「千本桜」や「ロミオとシンデレラ」の歌唱でも有名で、プロ歌手が「歌ってみた」に否定的な見方をしている人が多い中でかなり寛容な存在としても知られる。
歌ってみた振興の貢献度は計り知れない大きさとなってる偉大な歌手である。